少年少女のスポーツに関わる方に見てほしい!ボークについて!
少年野球に携わり約10年近くが経ちます。
私は富士見市の選抜チーム「富士見クラブ」の監督をやらせて頂いています⚾️
選手達に勝つ喜び🎊負ける悔しさ😫緊張しながらも必死に力を出す勝負の面白み😆などを少しでも味わって欲しい、今後野球を続ける第1歩を踏み出して欲しい、そのような思いでやっています。
そんな中、これだけは許せない、これだけは指導者、野球に携わる方にやらないで!!
というメッセージを込めて、ブログに書きたいと思います。
一番してはならないこと、それは
「子ども達、選手を陥し入れることです」
ん??何か??
要するに、
選手達のプレーに対して大人が責め立てたり、相手を声で威嚇をする、時には大人の自己満足や存在意義を誇示するがあまりに、選手が萎縮してしまう事です。
そんな人いないでしょ?
と思うかもしれませんが、
残念ながらありました。
それはボークという形で現れました。
そもそも「ボーク」とは、
野球において投手の投球や塁への送球における反則行為であり、このルールの目的は、投手が打者や走者を欺いて不利になるような行為をすることにより盗塁やヒットエンドラン、単純なヒットなどを阻もうとするのを防ぐことにあります✋
投手が打者や走者を欺いてはダメだよ‼️
というルールなんです。
それは、ガスワン埼玉県大会という大舞台で起こりました。
2回まで両チーム譲らない展開で、とても良い
試合をしていました。
富士見クラブの先発投手は、
今回、初先発ながら今まで見たことのないような集中力や気迫、調子で相手チームに向かっていました。
緊張感がある中で、それを乗り越え、力を出し切る姿は、とても嬉しく思いましたし、この試合で一皮剥けるそう確信する内容でした。
そんな中、ランナーを1塁に背負い、投球をしようとした時でした、
「ザッツ、ボーク!!」
一塁審判の声が、球場内に響きわたり、プレーが止まり、ランナーが2塁へ進みました。
何がなんだか、全く理解ができませんでした。
自身も、約30年間野球をやってきましたし、特にピッチャーでしたので、ボークになる場合はよくわかります。
即座に監督タイムをかけ、説明をお願いしたところ、その説明は受け付けられないとの事でした。
なんだこれは!?
選手の誰もが、理解できない状況でした。
すぐさま、バッテリーと内野手を集めました。
特に、ピッチャーの子は動揺していました。
理解不能でしたので、近くにいた一塁審判に、これはどういうことですか?
と聞いたところ、
肩を指差し、肩が入っていると言うのです。
ボークは基本的に、動作を止めたり、相手を欺く行為に対して、宣告されます。
それに該当もしません、、、、。
そもそも、学童の場合、一発ボークなど明らかに会場にいる全員が気づくぐらいでないと取りません。注意になる場合もあります。
ちょっとマニアックになりますが、
ホームに投球すると見せかけて、肩が動き牽制球をした場合は、もちろんボークです。
この投手はホームに投げる時に、少しトルネード的な踏み出しをします。
これは、多くある投球ホームです。
それがボークと判定されては、もう投げれません。
足の動きと同時に体が捻転しているだけです。
今まで、一度も指摘がなかった投球ホーム、それがボークになる。。。
理解に困りましたし、相手チームですら何がなんだかわからない様子でした。
その時、一塁審判を見ると、
ほれ!見ろ!
ボークを取ってやったぞ!
と言わんばかりの態度で、こっちを見ていました。
球審も少し困惑した様子でした。
私は審判について、ジャッジは絶対であり、子ども達の為にやってくれる事に対して敬意も持っています。
富士見市で審判をやられる方は、愛情を持ってジャッジや指導もしてくれます。
しかし、全く理解がされないジャッジで説明もできない、自己の存在感、自己満足ともとれる態度や振る舞いに、とても腹が立ちました。
それでも、なんとか選手達を立ち直そうとしましたが、
投げる投球ホームについて、ボークを取られた事により、投手は投げる事すら怖くなってしまいました。
結果、人が変わったように、今までのような投球はできなくなり、フォアボールと連打を浴び、降板をせざる得ない事となりました。
降板する時に、泣いていました。
理解ができないことで、選手が試合から離脱をするというなんとも言えないもどかしさ、
それを変える事ができなかった監督としての悔しさは言葉になりません。
ジャッジは良いのです。
厳密には、よくわからないですが、、、。
スポーツ、特にこれから伸びてくる子ども達の学童スポーツに対して、大人が水を刺し、試合をも左右させてしまっている。
子ども達がいかに力を出せるようにする、それを応援する事が我々、学童スポーツに携わる指導者や親の務めです。
当たり前でしょ!と、思うかもしれませんが、そのような事があった事は残念でなりませんですし、それを打破できなかった私自身にも腹が立ちました。
子どもを伸ばす指導を!
今後に繋がる指導を!
特には、厳しく指摘する時もあります。
しかし、それはこうなったら良いという愛情が土台にあってのものでなければなりません。
是非、子どもを導く指導をしていきましょう!!